この仕事をしていて良かったと強く思ったこと

やめたいときにみてほしいもの

こんにちは!! 理学療法士でファイナンシャルプランナーのナカジです。

医療者がもっといい職場で、もっと良い生活を! 患者の笑顔は医療者の余裕から!!医療者のNext Stageへようこそ!!

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今回は、仕事をしていて良かったことを書かせていただきます。

仕事がきついなと思ったときに、この仕事をやっていていてよかったな、という経験を思い出せば少しでも元気がでるかなと投稿しました。

今回は強く印象に残っている2人エピソードを紹介させていただきます。

働いてよかったと強く思ったこと

ではみていきましょう!!

患者さんにあなたのおかげで元気なりましたと言われたとき

1つ目は、あなたのおかげで元気になりましたと言われたときです。

仕事をしていると、ありがたいことに患者さんから「あなたのおかげで良くなりました、元気になりなりました。」言っていただけることが少なからずあります。

退院の際に明るい声をかけていただくことは毎回非常に嬉しいのですが、特に、自分のかけた熱量と、患者さんの調子や気持ちが合致したときに、やっていて良かったなとより強い満足感が得られることができます。

どちらかだけでは、不十分なのが難しいですね。

今回は、その両方が合致したエピソードを紹介させていただきます。

脳梗塞で入院したソフトモヒカンで見た目は少しイカツイ感じの方でした。

最初は、出歩いてしまったり、大丈夫大丈夫と言ってこちらのいうことも聞いてもらえないような、少し厄介な人でした。

ある時、治療を行っていると、本当にこの後良くなるのか、仕事に対しての不安を話してくれたことがありました。

そこからだんだんともっと身体を良くするための前向きな治療ができるようになってきました。

私自身もなんとかもっと良くできないかと、実技の勉強会にも行き、どうやったらもっと良くなるか思考と治療を重ね、結果として身体がしっかりと動ける状態で、仕事復帰をしてもらうことができました

その後、外来で検査で病院にいらっしゃったときに、たまたま廊下で会ったときに、

おかげさまで仕事も楽しくできております。本当にありがとうございました。

と深々と頭をさげられたときに、いい仕事をしたなーと強く思えた瞬間でした。

自分よりも数十歳も年上の人に深々と頭を下げられる仕事ってどれだけあるのだろうか、と思うとやっぱり良い仕事に就けたんだなと思えました。

亡くなってしまった方の家族の人から感謝の言葉を言われたとき

2つ目の、働いてよかったと強く思ったことは、亡くなってしまった方の家族の人から感謝の言葉を言われたときです。

病院では、元気なって良い別れができる人がいれば、悲しい別れをしなくてはならない人が出てきてしまいます。

元気になってくれた人からは、温かい言葉をもらえることが多くありますが、悲しい別れだとそうはいかないことが多いです。

足の神経麻痺で外来リハビリを行っていて、私の病院では普段あまり使わない電気治療での治療を行っていた方でした。

あまり使わないため、どれくらいの強度がいいのかと先輩と相談して、自分でもデモンストレーションをしながら治療を検討しておりました。

始めはあまり効果が出なかったのですが、4ヶ月行い続けることで、かなり改善してきました

しかし、その数か月後別の病気で入院し、悲しいことにそのまま状態が悪化して、亡くなってしまいました。

亡くなる直前にエレベーターの前で家族の方に会ったときに、

調子が悪くなってしまった現状の報告と

足が動くようになって快適になったと喜んでおりました。ありがとうございました。

と声をかけてくださいました。

リハビリの仕事だと亡くなってしまうときに立ち会うことはないため、家族からのお話をもらえること自体が貴重ですし、そのうえ温かい言葉をかけていただけて幸せでした

亡くなる直前まで、少しでも自分らしく生活できるアプローチを心がけていきたいと改めて思いました。

まとめ

今回は、仕事をしていて良かったことを書かせていただきました。

いつもいいなと思うばかりの仕事ではありませんが、たまに明るい声をかけていただけることで頑張っていけます。

みなさんもきついなと思ったときは、働いていて良かったとことことを思い出してみてはいかがでしょうか!

もちろん私もきついな思うことも結構あります。そんなエピソードについてはこちらを読んでいただけたらと思います。

強く仕事をやめたいと思ったこと 前編

強く仕事をやめたいと思ったこと 後編

1人でも笑顔で働ける人が増えたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた!!!

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