あなたは大丈夫? 医療者が過剰になりすぎると危険な思考4選

働き方

こんにちは!! 理学療法士でファイナンシャルプランナーのナカジです。

医療者がもっといい職場で、もっと良い生活を! 患者の笑顔は医療者の余裕から!!医療者のNext Stageへようこそ!!

プロフィールはこちら

今回は、あなたは大丈夫? 医療者が過剰になりすぎると危険な思考4選について書かせていただきます。

病院の人で「この人ちょっとなー」と思う人を見ていると共通点があると思いました。

よくよく見ていると、これは医療職の特性上なりやすい思考であることがわかりました。

それぞれ適度であればすごく大切なことなのですが、過剰になりすぎると周りから人が離れていってしまうため、大変危険です。

私自身もたまに振り返らないと過剰になってしまうので、自分への注意喚起もこめて書かせていただいております。

では、見ていきましょう。

危険な思考4選

○○してあげる

1つ目のなりがちな思考は、○○してあげるという思考です。

相手のできないことを行うという点については、すごく良いことです。

病院にはけがや病気で何かをしたくてもできない人が大勢います。

例えば、歩きたいのに歩けない、トイレにいきたいけどいけない、ご飯を1人で食べられないなど

こういったことに対して、優しくフォローできることはとても素晴らしいことです。

しかし、過剰になりすぎると、「○○してあげたい」、「せっかく○○してあげたのに」という風に相手の気持ちを考えるのではなく、自分の気持ちを押し付けるようになってしまうことがあります。

これでは、相手も参ってしまいます。

プライベートでも、ご飯を作ってあげる、お向かいに行ってあげるなど時として重くなってしまう場合があるので注意しましょう。

あくまで、相手をフォローする姿勢が大切だと思います。

私がいないと…

2つ目のなりがちな思考は、私がいないとと思い込んでしまうことです。

病院での仕事重大で責任の大きい仕事も多いです。

仕事の内容や一刻を争うような場面では、引継ぎが難しいです。

仕事に対して責任感を持つということは非常に重要です。

しかし、過剰になりすぎてしまうと、いつまでも後輩に仕事を任せられなく育成がうまくできなかったり、できる仕事にまで口を出してしまうお節介な人になってしまいます。

また、残らなくても仕事を残ってしまうと余計な残業であったり、行ってはいけないサービス残業を発生させてしまいます。

相手を信用して仕事を任せることや、遠くから見守ることは勇気がいりますし、労力もかかります。

ですが、次にできる人を育てるためも大切ですし、後輩が育つことによって自分の仕事の負担も軽減できるため、しっかりと仕事を任せられるようになりましょう。

もっと○○できたかも

3つ目のなりがりな思考は、もっと○○できたかもと考えすぎてしまうことです。

医療の現場は病気やけがで悪くなった人を治す、マイナスをゼロに戻すことが目的とされることが多いです。

つまり、良くてゼロ、マイナスも当たり前という基本的には負けることが多い勝負になってます。

また、その場ででの判断も重要であり、今あるものや人で最善を尽くさなくてなりません。

そのため、「あの時こうしていれば」、「もっとこんなことができれば」とたらればを考えてしまうことがどうしても多くなってしまいます。

もっともっとを追求することはより良い医療を提供するために非常に大切なことです。

しかし、これも行き過ぎてしまうと、褒められなくなったり、正当な評価ができなくなってしまったりと厳しすぎる人であったり、周りの雰囲気を暗くさせてしまうなど有効な関係を作れなくなってしまいます。

追求をしすぎず、割り切って心を切り替えるようにしましょう。

怒られないために…

4つ目のなりがちなことは、怒られないようにするためにという思考です。

医療界では小さな事故でも粗探しをされて、ミスを指摘されてしまうことがあります。

ミスについて原因を分析し対応を考えることは非常に重要です。

ヒヤリハットや軽微な事故から対策を考えることによって、重大な事故を防ぐ役割を果たします。

しかし、指摘する人(上司)が上手でないとこの対応が、ミスをしてしまった人からすると、怒られているようになってしまいます

当然、怒られるのは嫌ですから、怒られないように行動をしてしまうようになります。

ここで問題となってしまうのが、怒らないようにする行動が必ずしも正しい行動ではないことです。

患者さんと接するときも、柔軟に対応しなくてはいけないはずなのに、マニュアル通りの対応をしてしまったり、報告を隠して報告したりしてしまう場合があります。

怒られないようにすることは、相手にとって不利益になってしまうこともあるので注意しましょう。

そもそも指摘の行い方が下手な人が多いのが問題なのですが、ここを直すのはかなり難しいので、多少のミスは受け入れ、臨機応変に対応できるようにしましょう。

まとめ

今回は、あなたは大丈夫? 医療者が過剰になりすぎると危険な思考4選について書かせていただきました。

  • ○○してあげる
  • 私がいないと…
  • もっと○○できたかも
  • 怒られないために…

あなたはあてはまるもの、かすってしまいそうなものはありましたか?

どれも仕事の特性上なりやすいものでした。過剰になりすぎて周りから嫌だなと思われないように注意したいです。

私生活でも、なってしまいがちなので、仕事中よりも感情を抑えめで生活を行うほうが良いのかもしれませんね。

私自身も気を付けたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

では!! また!!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました