あなたも加害者かも? 看護師が行ってしまいががちなサービス残業

働き方

こんにちは!! 理学療法士でファイナンシャルプランナーのナカジです。

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今回は、あなたも加害者かも? 行ってしまいががちなサービス残業について書かせていただきます。

どうしてそうなっているかは、職場によって問題は異なると思いますが、共通して言えることは、我々労働者が受け入れて行ってしまっていることで、違法行為が文化となってしまっていることがあります。

そして異論を唱えず、サービス残業を行ってしまっている人も、サービス残業を助長する加害者となってしまっています。

サービス残業は、貴重な自分たちの単価を下げる良くない行為のため、行えば行うほど自分の価値を下げる悲しい行為です。

現場で働いて、どの職種の人ももちろん真剣に精一杯働いていて、仕事量を考えると給料は安いなと思うばかりです。

我々1人1人の仕事量に対して適正な労働時間で適切な給料がもらえ、少しでも良い職場を作るためにも、最後まで読んでいただき、実行できる強い人が1人でも増えることを願っております。

なぜ病院はサービス残業が多いかについてはこちらにまとめたので、ぜひ読んでみてください。

なぜ病院はサービス残業が多いの? 医療界の悪しき風習

サービス残業を行うとどう迷惑をかけるか

大きく3つの理由を考えました。

①割り振られる仕事量が適切ではなくなる

1つ目の理由は、割り振られる仕事量が適切でなくなります。

例えば、普通は2時間かかる仕事を1時間しか残業を取らず、1時間をサービス残業したとします。

当然、仕事量やかかる時間がわからない上司は、次同じような仕事が来た時に1時間の残業で終わると思い他の人に仕事を振ってしまいます。

振られた人は、1時間の残業では仕事が終わらないため、2時間の残業時間を出すと、「○○さんは1時間で終わったのにどうして2時間もかかってしまうの?」となってしまいます。

サービス残業を行うことは、自分たちで自分たちの首を絞めてしまう行為となってしまいます。

次の人のためにも、できないものはできないとしっかり言うようにしましょう。

②働いている人はえらい、休んでいる人は悪いという文化を生み出す

2つ目の理由は、働いている人はえらい、休んでいる人は悪いという文化を生み出します。

会社からしたら、お金を払わなくて良いのに働いてくれる人ほど最高な労働者はいないでしょう。

休み時間も勤務終了後も一生懸命働く自分は、上司も気にかけてくれるし仕事量もこなせるしえらい、休んでいる人は仕事してよ!ではありません。

自分の働きを評価して仕事をされてもらっているのではなく、ただただ文句も言わず安い単価で便利に働いていている利用しやすい人と思われていることをしっかりと認識するべきです。

休み時間も仕事をしますではありません。労働者自身が自分たちのためにも、上司に好かれる(便利に利用されている)という誘惑に打ち勝ち、適切な労働と給料を要求できるようにしましょう。

休む時は休む、終わらない仕事については残業を取るけど、仕事はスムーズでミスの少ない人ほど評価させるような職場を作れるように環境を変えていきたいものです。

③そもそも法律違反

最後の理由は、そもそも法律違反であることです。

シンプルに悪いことであるから、法律で違法と定められているのです。

恐ろしいのはサービス残業を行う人は悪いことをしている自覚がなく、むしろ頑張っていると良いようにふるまってくることがあります。

こちらが職場で主流派になってしまうと、違法行為を行っている人が善という危険な職場が出来上がってしまいます。

どうしようもなくて、最悪行うなら悪いことをしているという自覚をもって行ってもらいたいものです。

申請するかしないかの判別方法

残業を申請するかしないかの判別方法についてです。

医療界は仕事と自己学習の境が難しいです。

詳しくはこちらをご覧ください。なぜ病院はサービス残業が多いの? 医療界の悪しき風習

ではどうやって判断するかというと、仕事でやっているか、趣味でやっているかどうかです。

例えば、カルテの記入など文書の作成を趣味でやっている人がいたら嫌ですよね!?

個人情報やプライバシーの管理、適当な内容を書いたりされては困ってしまいます。

お願いだから仕事としてしっかりやってほしいです。

逆に、病気についての勉強や治療について仲間と話し合っている時間は、自分の仕事を楽しくするためのものとも言えます。

時間に縛られて行うよりも、ご飯を食べながら自由に行ったりする方が楽しくより深く学べたりします。

こういったものは、仕事場で趣味としてやると実技も行えるのでいいですね。

このように、仕事か趣味かを切り分けて考えると、責任をもって仕事がしたいのでと残業の申請を上司に行いやすいですし、趣味も趣味として楽しむことができると思います。

まとめ

今回は、あなたも加害者かも? 行ってしまいががちなサービス残業について書かせていただきました。

どの医療者の方々もいい仕事をしているので、仕事量に見合う給料と働きやすい職場環境を作れるように、1人1人が自分たちの職場を良い環境にできるように行動ができるようになれたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

では、また!!!

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