病院への就職前に調べておきたいこと5選

新人、学生向け

こんにちは!! 理学療法士でファイナンシャルプランナーのナカジです。

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病院への就職選び 求人票ではわからないことで、具体的な調べ方と、調べておきたいもの5選について書かせていただきました。

実際に働いてみて、もっと働く前に調べておいたほうがよかったことや、働いてみてわかったことをあげさせていただきました。

求人票からいい職場を選びたい方はぜひこちらを読んでください。

病院への就職選びのポイント 求人票からの見つけ方

どのように調べればよいか

まずは、具体的な調べ方についてです。

  • 実習で病院の様子を見る
  • 実際に働いている先輩に現場の様子を聞く
  • ホームページをみたり、病院見学に行く

上から優先順位の高い順番に書いてあります。

実際に私も、働いている学校の先輩から情報を聞いて、実習に行った場所に就職を決めました。

病院の様子をみる

まず1つ目は、実習で病院の様子をみることです。実際に働いている現場で、数週間仕事の様子を見れることは何より大きいです。

実習にいける病院というのは、卒業生が多かったり、昔から自分の行っている大学や専門学校と交流のある場合が多いです。病院も実習生を受け入れることで、その大学や専門学校から就職してくれる人を狙っているという側面もあります。

なので、実習前にあらかじめ求人票に目を通しておき、自分の希望したい病院があれば、実習に行かせてもらえるよう、先生に声をかけてみてはいかがでしょうか。

実際に就職した先輩から現場の様子を聞く

次に2つ目が、実際に就職した先輩から現場の様子を聞いてみることです。

自分が就職をしたい病院というのは、以前に卒業生が就職している場合が多いです。直接仲の良い先輩でなくても、友人を通して就職した人を探してもらうと見つかると思うので、頑張って声をかけてみてください。

ホームページを見たり、病院見学に行く

3つ目がホームページを見たり、病院見学に行くことです。

就職の面接などの前にはほぼ確実にいくとは思いますが、こちらから有用な情報を得られる可能性はかなり低いです。

なぜかというと、評判を良く見せるため、都合の悪いことははぐらかしたり、嘘をついたりする可能性が高いからです。実際働いてみると、言っていたこと待遇が全然違うことも多いです。

見学に行った時の担当者の話をうのみにはせず、なんとなくの雰囲気や、絶対にダメなところはないか程度で考えてみると良いと思います。

就職選びの調べておきたいもの5選

これからは、具体的に調べておいたほうがよかったものを上げていきます。

先ほど書いた調べ方で調べてもらえると良いかと思います。

中堅が多いか

1つ目のポイントは、中堅が多いかどうかです。

中堅というのは5年目~10年目くらいの人であり、仕事を中心に回していったり、新人の指導を行うのは中堅の仕事となります。

中堅が少ない職場というのは、それまでにやめている人が多いということで、なんらか続けていけない理由がその職場あると予想ができます。

逆に言うと、優秀な中堅の人が残っている職場は、働きやすい環境が整っている場合が多いです。

半数以上が中堅である職場だと、仕事に余裕がある人が多いので、丁寧に仕事を教えてもらったり、難しいことは先輩がやってくれたりと仕事量も適切になりやすいと思います。

中堅が少なくベテランが多い職場というのも、話しにくかったり、なかなか新しい意見を取り入れてくれなかったり、根性論が出されたりと若い人が働きにくい可能性があるので注意が必要です。

定時で帰れているか

2つ目のポイントは、定時で帰れているかどうかです。

そもそも仕事は、定時で帰れるように設計されるべきものであり、あくまで突発的に終わらない仕事があるときだけ、残業はするものです。

近年、働き方改革が行われ、残業時間はかなり見直されてきましたが、病院は今でも残業が多くなっております。

残業が多い職場というのは、人数の配置が適切でなかったり、上司が仕事の割り振りが悪かったりと問題がある場合があります。残業が日常となってしまうと早く帰ろうという意識も薄くなり、ダラダラと仕事をする人も増えてしまうのも良くないことです。

また、病院はサービス残業が普通に行われていることが多く、残業をしたとしても給料が払われるのかすら怪しいです。

ですから、あらかじめ残業が少ない職場を選ぶようにしましょう。

また、特に注目して見ていただきたいのは、1,2年目の新人が早く帰れているかどうかです。

1,2年目に過度の仕事与えている職場は悪い職場の証拠です。新人は未来の自分なので、その職場で働けるかを見極めるいい機会であるのでしっかりとみるようにしましょう。

有給や長期休暇は取れるか

3つ目のポイントは、有給や長期休暇が取れるかどうかです。

休みが取れるかどうかは、働くうえで最も大切なポイントになります。長くその職場で働きたいのであれば、休みの日にどれだけリフレッシュできるかは非常に重要です。

こちらも近年、働き方改革によって休みの融通もかなり良くはなってきてますが、それでもなお、有給や長期休暇が取りにくい職場も病院は多いです。

私の職場も長期休暇についてはかなりの制限があり、看護部は有給もほとんどとれていないです。

有給は1日取れれば2万円以上の価値がありますので、給料と同じくらい真剣に考える必要があると思います。

先輩や、病院見学の際に聞いておくようにしましょう。

家族がいる人は多いか

4つ目のポイントは、家族や子どもがいる人が多いかどうかです。

これは、自分が結婚や子どもができてもこの職場で働いていけるかどうかを見極める大事な指標となります。

残念ながら日本の会社は、子どもがいる人ほど働くのが大変になってしまいます。

私の職場にも子育てを行っている人が多いのですが、子どもが熱を出したら保育園に行けないので、休まなくてはいけなかったり、仕事後や休日も家族との時間のために勉強ができなかったりと色々と大変そうです。

注目してもらいたいのは、役職者の人に子育てをしてきた人がいるか、育休明けで仕事をしている人がいるかを見てもらいたいと思います。

やはり、子育てをしていない上司は、子育ての苦労をわかっていないためか、育休や時短勤務などに厳しいことがあります。また、育休明けの人が少ないと、子育てをしている人が職場でマイノリティーになってしまい、急な休みを快く受け入れてくれなかったりと、かなり働きにくい環境になってしまいます。

結婚や子供を少しでも考えている場合は、聞いておくようにしましょう。

理念や目標は適切なものか

最後のポイントは、理念や目標は適切なものかということです。

なぜ重要かというと、会社は理念や目標に向かって業務を行っており、その理念や目標が適切でないということは、会社や部署がまともではないことを公言してしまっているからです。

例えば、有給の消化率を上げるや、休憩を取れるようにするなど労働基準法で決められているような、当たり前のことが書いてあったり、収益を上げることだけに注力した目標をかかげている場合は、就職を避けた方が良いと思います。

理念や目標は、ホームページであったり、見学の時に職場に貼ってあることが多いので確認するようにしましょう。

まとめ

今回は、 院への就職選び 求人票ではわからないことで、具体的な調べ方と、調べておきたいもの5選について書かせていただきました。

働いてから気づいては遅いことが多いので、長くその職場で働きたいと思っている場合は、就職前にしっかりと調べるようにしましょう。

求人票からいい職場を選びたい方はぜひこちらを読んでください。

病院への就職選びのポイント 求人票からの見つけ方

最後まで読んでいただきありがとうございました。

では、また!!!

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